仮想通貨の買い方からメタマスクに送金、その後の仮想通貨の使い方までを一記事にまとめました。
安全にお得な買い方を解説していますので、必ず最後まで読んでください。
MetaMask(メタマスク)とは
MetaMaskとは簡単に説明すると、インターネット上で仮想通貨を保管するためのウォレット(財布)です。
仮想通貨の決済の管理ができるだけでなく、イーサリアム基盤上のNFTの保管にも使用できます。
最近では、NFTゲームやDeFiなど、イーサリアム上のサービスが徐々に増えており、これらのプラットフォームを利用する際にMetaMaskを接続して使用するため、世界中で需要が拡大しています。
この記事では、MetaMaskのメリットとデメリット、使い方やよくある質問について解説していきます。
気になる方は最後まで読んでみて、あなたもweb3マスターになりましょう!
MetaMaskを利用する予定がある方は、この記事を参考にして実際にウォレットを作って仮想通貨ETHを入れてみてくださいね!
さて、MetaMaskはイーサリアム上のサービスを利用する際の必須のツールです。
MetaMaskを接続してサービスを利用する際は、【GMOコイン】などの仮想通貨取引所からイーサリアムを送金すると簡単に手続きが出来ます。(個人の感想です)
MetaMask(メタマスク)のメリットMetaMask(メタマスク)のメリットは次の5点です。
- イーサリアムやERCトークンをまとめて管理できる
- スマホアプリを使って手軽に使用できる
- 手数料(ガス代)を自由に設定できる
- さまざまなプラットフォームに接続できる
- トークンをスワップ(交換)できる
イーサリアムやERCトークンをまとめて管理できる
MetaMaskはイーサリアム(ETH)やERCトークン、Polygon、BSC規格のトークン、Avalancheなどを1つのウォレットアドレスでまとめて管理できます。
また複数のウォレットを持てるため、用途ごとに使い分けができます。
また、複数のアカウントも作成でき、その切り替えも簡単です。
ウォレットによっては、トークンごとにアドレスが必要な場合もあるため、まとめて管理できることはMetaMaskのメリットと言えます。
スマホアプリを使って手軽に使用できる
MetaMaskは、AndroidとiOSに対応したスマホアプリがあります。
ブラウザの拡張機能で使う場合が多いですが、スマホアプリに対応しているので利用しやすいウォレットになっています。
ブラウザでウォレットを作成しておけば、スマホアプリでも取引可能です。
手数料(ガス代)を自由に設定できる
MetaMaskは手数料を自由に設定できます。
MetaMaskの手数料とは、イーサリアムブロックチェーン上で通貨やNFTを送受信する際に発生する「ガス代」です。
イーサリアムでは1秒間に処理できる承認量が決まっているため、上限を超えた場合、より多くの手数料を払った人が優先的に処理される仕組みがあります。
手数料の目安は次の通りです。
手数料の目安
- 低速:20Gwei 0.00000002ETH≒0.003円 処理にかかる時間が30秒ほど
- 平均:22Gwei 0.000000022ETH≒0.0033円 処理にかかる時間が30秒未満
- 高速:26Gwei 0.000000026ETH≒0.0039円 処理にかかる時間が15秒未満
Gweiはガス代の単位「1Gwei=0.000000001ETH」
MetaMaskでは、ガス代を自分で設定できるため、適切なガス代を設定し、払い過ぎを避けられます。
例えば、仮想通貨の「ETH(イーサ)」でNFTを購入しようとした時、ガス代は次のように表示されます。
MetaMaskより
画像が示すのは、「0.03ETH(約10,000円)のNFTを買うために、およそ0.02ETH(約7,000円)のガス代が必要」ということ。ただし、このガス代はあくまでメタマスクが提案するものです。状況に応じて自分で設定することもできます。
メタマスクのガス代を自分で設定する方法
メタマスクのデフォルトのガス代は、メタマスクが自動的に計算した金額になっています。
しかし、自分で設定することで、よりガス代を節約できます。
ここでは、イーサリアム(ETH)で取引をするときの、ガス代の設定方法を解説します。
手順1:メタマスクが提案するガス代を確認する
まずは、メタマスクが提案するガス代を確認して、「編集」を選びます。実際に表示される画像を見てみましょう。
MetaMaskより
「ガス代見積もり」の右側に書かれているのが、自動計算されたガス代です。自分で設定するには、ガス代の右上に青字で書かれた「編集」をクリックします。
手順2-1:低速・中速・高速の3つの中から1つを選ぶ
決済画面で「編集」を選んだあとの手順は、2通りあります。ガス代を大まかに設定する方法と、厳密に設定する方法です。まずは、大まかに設定する方法を説明します。
大まかに設定するなら、画面中央に表示された「低」「中」「高」のいずれかを選び、画面下の「保存」をクリックします。
MetaMaskより
「低」「中」「高」の基準は次の通りです。
- 低:処理にかかる時間が30秒ほど
- 中:処理にかかる時間が30秒未満
- 高:処理にかかる時間が15秒未満
急いでいないなら「低」を、とにかく早く処理を終えたいなら「高」を選ぶと良いです。
さまざまなプラットフォームに接続できる
MetaMaskは、NFTマーケットプレイスやNFTゲーム、DeFiサービスなど、イーサリアムブロックチェーン上に作成されたさまざまなプラットフォームに接続可能です。
各コンテンツで使用する仮想通貨をMetaMaskに送金しておくと、プラットフォーム内での取引に使用できます。
また、NFTを入手した場合は、NFTの保管場所としてもMetaMaskを使用できます。
NFTゲームを始め、NFT関連のコンテンツは急増しているため、より多くのコンテンツを楽しみたい方には必須ツールと言えます。
トークンをスワップできる
MetaMaskではトークンのスワップが可能です。
トークンスワップとは、メインネットへ仮想通貨を移行する際にトークンを交換することです。
トークンスワップのプラットフォームは、UniswapやPancakeSwapが有名ですが、MetaMaskでも利用できます。
この機能により、MATICやRONなど国内取引所に上場してない仮想通貨銘柄を簡単に交換できます。
海外の仮想通貨取引所で口座開設するより手軽に通貨を入手可能です。
MetaMaskにイーサリアム(ETH)を送金してスワップする場合は、まず国内取引所での取引が必要です。
私は、【GMOコイン】をメインに利用しています。【GMOコイン】ならどの販売所よりも早く購入できるからです。
人気のNFTは、販売開始から直ぐに価値が上がってしまうためより早く購入することが重要です。
【GMOコイン】ならいち早く購入できるため、おすすめの取引所です。
まずは送金用の取引所としてを確認してみてください
MetaMask(メタマスク)のデメリット
MetaMask(メタマスク)のデメリットは次の3点です。
デメリット
- 互換性のあるブロックチェーンが限られる
- 利用できるブラウザが少ない
- セキュリティ面に不安がある
それぞれ解説します。
互換性のあるブロックチェーンが限られる
MetaMaskで使用できるブロックチェーンの種類はそれほど多くありません。
MetaMaskに接続可能な主なブロックチェーンは次の通りです。
接続できる主なブロックチェーン
- イーサリアム
- BSC(バイナンススマートチェーン)
- Polygon(MATIC)
- Fantom
- Avalanche
- Harmony
利用できるブロックチェーンは徐々に増えていますが、仮想通貨の中で最も流通量の多いビットコインのブロックチェーンには対応していません。
現在は、イーサリアム基盤上に作られたDapps(ダップス)「Decentralized Applications」も多いため、イーサリアムに対応しているだけでも用途は多いです。
しかし、イーサリアムに対抗するブロックチェーンのSolanaを利用したDappsなども増えているため、MetaMaskが使えないアプリケーションも増えています。
利用できるブラウザが限られる
MetaMaskを利用できるブラウザが少ないです。
対応しているブラウザは次の4つのみです。
MetaMaskを利用できるブラウザ
- Google Chrome
- FireFox
- Opera
- Brave
上記の4つ以外のブラウザを、通常使用している方にとってはデメリットと言えます。
セキュリティ面に不安がある
MetaMaskは、ネット上に仮想通貨を保管する「ホットウォレット」です。
ホットウォレットは無料で作成でき、送受信が簡単なものが多いのが特徴です。
しかし、オフラインで管理するコールドウォレットに比べると、セキュリティ性が低く、ハッキングのリスクが高いと言えます。
2021年4月には、EasyFiというDeFiプロジェクトのウォレットから80億円相当の仮想通貨が盗まれる事件も発生しています。
利用する際は、ハッキングのリスクがあることを理解しておきましょう。
また、パスワードや秘密鍵を他人に知られるとMetaMask内の資産を盗まれる可能性が高いため、誰にも知られないように管理してください。
MetaMask(メタマスク)の始め方
MetaMask(メタマスク)の特徴がわかったところで、実際に使用する方法を解説します。
まず、始め方を紹介します。
MetaMaskはWebブラウザかスマホアプリで、ウォレットを作成できます。
それぞれの方法を紹介します。
MetaMask(メタマスク)をWebブラウザで始める方法
MetaMaskの公式サイトにアクセスしてから、「Download」をクリックします。
ダウンロードページに移動したら、Cromeに追加するを選択して、ダウンロード手続きを進めましょう。
MetaMaskをダウンロードできたら、ウォレットを作成します。
ウォレット作成時に設定するパスワードと、自動で割り当てられる秘密のバックアップフレーズは
紛失しないよう大切に保管してください。
パスワードとバックアップフレーズがわからなくなると、MetaMaskにアクセスできなくなり、資産を全て失うのと同じ状態になります。
また、パスワード(秘密鍵)が他の人にされると、
MetaMask内の資産を盗まれるため、絶対に教えてはいけません。
MetaMask(メタマスク)をスマホアプリで始める方法
次に、MetaMask(メタマスク)をスマホアプリで始める方法を紹介します。
iPhoneユーザーの方はApp Store、Androidユーザーの方はGoogle Playにアクセスし、
「MetaMask」とキーワード検索して、アプリをダウンロードします。
アプリをダウンロードできたら、アプリを開いて、指示に従ってパスワードとシードフレーズを設定すると、
ウォレットの作成が完了です。
ブラウザ版のMetaMask同様、パスワードとシードフレーズは、
紛失と他人に知られることがないよう大切に保管してください。
また、事前にブラウザでウォレットを作成している場合は、パスワードを使って
スマホアプリからアクセスできるように設定できます。
MetaMaskにイーサリアムなどの仮想通貨を送金する際は、
豊富な通貨の取引ができる【GMOコイン】を確認してみてください。
MetaMask(メタマスク)の使い方
次はMetaMask(メタマスク)の使い方を解説します。
MetaMask(メタマスク)の使い方
- 仮想通貨取引所で仮想通貨を取引する
- MetaMaskに送金する
- 各種サービスを利用する
詳しく解説します。
仮想通貨取引所で仮想通貨を取引する
まず、メタマスクに送金するための仮想通貨を国内取引所で円をETHに換金します。
今回は、【GMOコイン】からイーサリアムを送金する方法を紹介します。
【GMOコイン】の公式サイトにアクセスし、取引所での現物取引を選択します。
日本円が入金された状態で、通貨を選択します。この場合はイーサリアム(ETH)を選択。
「成行」を選び、「買う」を選択する。
この時のレートは、254,556円/1ETHです。
ポイントです!価格が上下する中で、少しでもレートが下がった状態で買いたいので、グラフを確認しながら、下がりそうな価格で入力してください。
とりあえず、250,000円/EHTまで下がりそうと判断した時に、10,000円分のイーサリアムを買いたい場合は、10,000円÷250,000円=0.04なので、「0.04ETH」と入力し「確認画面」に進んでください。
この後、予想値は「250,000円」と入力し「発注」をします。
発注中となりますので、あとは何もしなくて大丈夫です。イーサリアムが250,000円/ETHまで下がった時に、自動で10,000円分のイーサリアムが0.04ETH手に入れる事が出来ます。
これでイーサリアムを入手することが出来ました。
この後は、メタマスクに送金する方法を解説していきます。
MetaMaskに送金する
次にMetaMaskにイーサリアムを送金します。
MetaMaskにアクセスし、MetaMaskの画面上部の
ウォレットアドレスをコピーします。
【GMOコイン】で、「入出金」を選択して、イーサリアムの送付を行います。
この時に、ウォレットアドレスを登録できますので、
先ほどコピーしたMetaMaskのウォレットアドレスをペーストして、
アドレスを登録しましょう。
その後、イーサリアムの送金数量を入力して、送金すると、
MetaMaskにイーサリアムが入金されます。
MetaMaskにイーサリアムがあれば、送金完了です。
各種サービスを利用する
MetaMaskにイーサリアムを送金できたら、
各種サービスにウォレットを接続して
サービスを利用しましょう。
たとえば、NFTマーケットプレイスのOpenSeaなら、アカウント画面から下記の画像のようにMetaMaskの接続を選択できます。
OpenSea以外にも、さまざまなサービスでMetaMaskを使用できますので、
興味のあるサービスでメタマスクが使用できるか確認してみてください。
また、今回紹介したように、【GMOコイン】を使用すると、簡単に仮想通貨の取引と送金ができます。
手続の詳細が気になる方は、まずは送金用の取引所として【GMOコイン】を確認してみてください。
また、これ以外の仮想通貨取引所も便利ですので、ぜひ暗号資産銘柄別、おすすめ仮想通貨取引所ランキング
の記事を確認してみて下さい。
MetaMask(メタマスク)に関するQ&A
MetaMask(メタマスク)に関する質問に回答します。
- なぜMetaMaskを使う必要がある?(取引所のウォレットではダメ?)
- MetaMaskにビットコインの送金はできない?
- 秘密鍵って何?
なぜMetaMaskを使う必要がある?(取引所のウォレットではダメ?)
取引所のウォレットではなく、MetaMaskを使用する理由は、
利用するサービスに取引所のウォレットが対応していないためです。
たとえば、NFTマーケットプレイスのOpenSeaの場合、入手したNFTを保管する場所が必要です。
しかし、OpenSeaのプラットフォームや仮想通貨取引所のウォレットに
NFTを保管する機能がないため、
MetaMaskを使用します。
また、NFTをMetaMaskに保管しておくことで、
他のプラットフォームへの移動がスムーズです
たとえば、MetaMaskをNFTゲームのAxie Infinityと接続しておくと、OpenSeaで入手したNFTを簡単にAxie Infinityで使用できます。
MetaMaskにビットコインの送金はできない?
MetaMaskはビットコインブロックチェーンに対応していないため、
ビットコインの送金はできません。
送金できるのは、イーサリアム系の仮想通貨です。
また、PolygonやBSC、Fantomなど対応するブロックチェーンは徐々に増えています。
秘密鍵って何?
秘密鍵とは、MetaMask内の資産のロックを解除できるパスワードです。
仮想通貨を送金するときや機種変更時のアカウントの引き継ぎ時に使用します。
ホットウォレットであるMetaMaskは、秘密鍵があれば、
誰でもウォレット内の資産を動かせる状態です。
そのため、秘密鍵は絶対に他の人に教えてはいけません。
保管する場合はローカル環境で保管するのが一般的です。
MetaMask(メタマスク)のまとめ
今回は、仮想通貨ウォレットのMetaMask(メタマスク)について解説しました。
この記事のまとめ
- MetaMaskはイーサリアム系の仮想通貨を送受信・保管するためのウォレット
- NFTゲームやDeFiサービスなどさまざまなプラットフォームで使用される
- イーサリアム以外の互換性のあるブロックチェーンは限られるため利用時は注意
- MetaMaskはWebブラウザとスマホアプリで使用可能
MetaMaskはイーサリアム上のサービスを利用する際の必須のツールです。
MetaMaskを接続してサービスを利用する際は、【GMOコイン】を使ってイーサリアムを送金しましょう。
【GMOコイン】は取扱銘柄が多く、送金用以外にも幅広い通貨の取引に適しているので、まずは【GMOコイン】を確認してみてください。
今後、OpenSeaでのNFT販売を検討している方は、まず原資となるイーサリアムの取引ができる【GMOコイン】をチェックしてみてはいかがでしょうか。
OpenSeaを始めるなら【GMOコイン】
暗号資産取引に関する意思決定は、お客様ご自身の判断と責任で
なさるようお願いいたします。
コメント